週刊少年チャンピオン33号感想

・新連載「発明軍人イッシン」
前作「番長連合」では「魂」と書いて「イノチ」と読ませる強引ぶりを見せてくれた
阿部先生。その強引ぶりは新連載でも健在でした。
世紀の発明のはずが実はただの偶然の産物だっただけという強引なエピソード!
ヤンキーがハムスターを飼う強引な趣味!
ハムスターが日本語をしゃべっちゃう強引な特技!
とりあえず爆発させちゃえという強引なオチ!
もはやイッシンは天才発明家というより、現代人の常識をぶっ壊す天才破壊児と感じが
してきた…次は何を発明…いや破壊するのか楽しみ。
 
無敵看板娘N
サブタイトルの「暴君の憂鬱」で吹いた(笑)。
涼宮ハルヒの憂鬱」のパロディ?
幼い弟や妹に手を差し伸べる美輝たちに感謝しつつ、美輝たちに甘えていたんじゃ
自堕落になることを恐れて美輝たちを追い返した甲斐のツンデレぶりがツボに
ハマりました。
 
「お前らに感謝しちまったら俺 明日からテッコツ堂で頑張れねェ気がするんだ」
…甲斐@暴君が頑張らなくなりこの世に飽きたら、危うく世界が崩壊する所でした(違う)。
そうそうっ、健気な甲斐の妹・このみちゃんにときめきました。
僕を三次元の実の妹萌えから脱却してくれる二次元妹キャラが、また一人増えました。
 
ヤンキーフィギュア
個人的にフィギュアは好きだけど、ヤンキーは苦手…
なんでアキバ系ネタを取り扱うのに、どうしてもガサツで古臭いイメージが付きまとう
ヤンキーネタを組み合わせたのか分からん。
ちっちゃな体でデカイ煙草をふかすシーンは、とても痛々しかった。
絵は可愛く描かれていて好感が持てたのもつかの間、未成年が煙草ふかす時点でアウト。

戦うフィギュア美少女モノを連載するなら、わざわざヤンキーモノにしないで、
せめて格闘少女モノに留めてほしかった。