終戦ドラマ雑感 

  • 広島 昭和20年8月6日

反戦ドラマ」というよりは「反米ドラマ」という印象を受けたなぁ。
原爆を落とされるのを知らずに地道に一所懸命生きる日本の市民と、原爆投下を着々と
進める米軍との対比が描かれていたから…
前線の兵士だけじゃなく一般の庶民の幸せをも直接奪う戦争は、もちろん許されない
行為です。でも今は国家間の戦争というよりテロとの戦争の時代。
戦争は許されないが、同じく庶民の幸せを奪うテロリストと戦っていかなければなら
ない、そんな世の中の矛盾を感じた。
 

現在から大戦末期にタイムスリップした漫才コンビが主人公。「さとうきび畑の唄」の
明石家さんまもそうだったけど、周囲の人を笑わせて生きる元気を与えてくれる立場の
人が、一転命を落とす立場に立たされるのは、ホント心痛くせつない。