かるた

 
 
 
週刊少年チャンピオンで連載が始まった「かるた」という百人一首漫画のイラスト
ハガキを投稿しました。

少年誌では珍しく「かるた」を取り上げるという、今までありそうでなかった作品。
かるたと言えばお正月の遊びと思われがち。僕も小学生の頃家族や近所の子たちと
たまに遊んだくらい。
でもこちらの「かるた」は遊びじゃなく競技の世界。
かるた同好会所属の女子高生・千歳がかるた高校生大会に出るはずだったんだけど、
威勢の強さとは裏腹に、ケガで大会に出られなくて、誰もいない部屋でひとり
先生や先輩に泣いて謝って悔しがるツンデレぶり…いや、真剣ぶりが、読んでる
僕まで真剣にさせてくれます。
アーケードゲームの天才という分野から自身の「反射神経の素早さ」を生かして
かるたの世界に入る主人公の異色な登場も面白い。
座って聞いて札をとる…動作は限られているけど、そんな限られた動作の中で
僕的には手の様々な動きに注目していきたいなぁ。やはり手を使った競技だから、
喜び・緊張・悔しさなど競技者の気持ちが手でどう表現されるか…。
「手に汗握る」とか言うし。
スポーツと違って体全体を動かすことがあまりないかるた競技だからこそ、
「手の様々な動きでかるたの世界を語る作品」として読んでいきたいと思います。
 
それはそうと、かるた部員・幼なじみ・先輩・顧問の先生…主人公の周りが女性だらけ
でハーレムっぽいのはちょっとどうか?
真冬に連載しているのになぜか設定が真夏なのも気になるけど、かるた同好会夏季合宿
と称して手っ取り早くヒロインたちの水着姿を見せたいから!?
…あぁ、読者ページで「狂乱の奇行子」と呼ばれた竹ちょのエロ妄想がまた始まったよ
(笑)。